今年の稲の生長

 梅雨時に雨が降らず、異常に好天が続いて暑かったために、6月中〜下旬に田植えをした我が家の稲まで、非常に生長が速くて驚いております。7月26日に確認した一番上の写真にある「幼穂」も、普通ならこの状態から20日ほど掛かって出穂するのですが、おそらくもっと早く15日ほどで穂が揃うかと思います。 梅雨時に雨が降らず、異常に好天が続いて暑かったために、6月中〜下旬に田植えをした我が家の稲まで、非常に生長が速くて驚いております。7月26日に確認した一番上の写真にある「幼穂」も、普通ならこの状態から20日ほど掛かって出穂するのですが、おそらくもっと早く15日ほどで穂が揃うかと思います。
 7月20日撮影 田植え後25日目
 7月20日撮影 田植え後35日目
 
 7月2日撮影 田植え後8日目
7月2日撮影 田植え後18日目
 
6月19日 コシヒカリ田植え
 
遠い田にはこんな風にして苗と田植機を運びます。


山田錦の田植え    6月1日(火)
  前日までの雨もすっかり上がって絶好の田植え日和になりました。10数年前の古い田植機に最新式の回転式マーカーを装着出来る様に改造し、この日が試運転。少しくらい水が深くても今までだと全く見えなかったラインがよく見えて、この改造は大成功でした。部品代が約7,000円掛かりましたが、十分に役に立っています。
  朝9時過ぎから吉原さんと、3反分の圃場を2枚ずつ植えて1時過ぎに終了。吉田酒造の肇君、吉原さんの奥さん、吉原さんの本業(吉原左官)の同業の加納さん、それに私の長男の左千夫も入れると6人掛かりでした。

回転式に改造したラインマーカー
手前は吉原さんの田植機
 


苗の生育状況



我が家の苗作り2004/5/11

  連休明けから我が家の苗作りを始めました。今年の工夫を何カ所か紹介します。
  播種機は例年通り、「山田錦」の播種が済んだあとで吉原さんからお借りしました。播種機に苗箱を載せ下ろしするとき、やや中腰になります。これを解消するため2X4で少し嵩上げをしました。
  更にこの播種機の右端に、空箱が4枚セット出来る様にし、土が入って送られてくる左端では、3〜4枚下ろしてから空箱をセットすれば良いようにしました。1人で仕事をする場合には、かなり効率的です。



 得意先農家の鈴木秀雄さんにご紹介して頂いて、農機具店にこの整地ローラーを取り寄せて貰いました。昔から使っているローラーと併用で苗床を仕上げます。

 このベンリーカーも役に立ちました。同じく鈴木秀雄さんからこっちはお借りしたのですが、「山田錦」の時は道沿いの苗代だったのと田が粘土質で柔らかく、余り効果は判りませんでした。今回は4〜5枚ずつ手で運んで往復していたのがウソの様に楽で、来年はパレットに載せた苗箱を、フォークリフトで直接このベンリーカーに載せられたら、更に楽になるがと思っています。



山田錦の播種と苗代作り2004/4/25

  前後の日は天気が崩れるとの予報から、4月25日に山田錦の種蒔きをすることにしました。昨年は苗代に設置する段階で雨が降ってきて、すっかり濡れて仕舞いましたので。25sの籾を準備。午前中に苗箱に100gの種籾を蒔き覆土をして274枚の種まきが完了。午後に田に持って行き、知り合いの農家から借りたベンリーカーに積み替えて、苗床の上に並べてゆきました。

  種蒔きの最中に来合わせた、伊勢の「太神楽」。ゆっくり応対が出来ませんでしたが、吉原さんの玄関先でひとしきり舞ってくれました。関西に春の訪れを告げ、家内安全と豊作を祈願する「獅子舞」。今年の山田錦は大豊作になるかも?
  ベンリーカーに苗箱を積み替えるのに、10年ほど前に鉄骨で作った梯子形の苗滑り台を使い、手渡しをするよりも遙かに楽な作業が出来ました。苗床を跨いだベンリーカーを移動させながら、順次苗箱を苗床に設置しワリフを掛けて終了。



シートハウスの修理 2004/4/9

  大晦日は遅くまで雨が降り続いたのですが正月は比較的穏やかで、非常に気分の良い年始回りでした。10日を過ぎてから天気が悪くなり思わぬ大雪になりましたが、この雪がとんでもなく重くて、古くなったハウスのシートはその重みに耐えきれず、裂けて仕舞いました。応急に内部からブルーシートを張り荷物の上にもシートを貼って、中では籾乾燥用のバーナーを焚き、何とか凌ぎきりました。天候が回復した18日に撮った下の写真の頃はまだ被害は少なかったのですが、その後もドカ雪が続き、雪が融けるのを待ってシートの上からもブルーシートで覆って3ヶ所に拡大した裂け目から、雪が入るのを防ぐのに大苦戦しました。
 こっちは昨年修理済みの小さいハウス。



 大雪ですが、3月8日の写真です。

  4月になってようやく作業開始。この総重量が100sを優に超えるシートを貼り替えるのに、頭を悩ませました。折りたたんだ状態では直径1m程で長さも120cm程。これを一旦広げなければ引っ張り上げられないのです。トラクターの後部ロータリー部分に載せてこのハウスの右側に有る畑に運び、広げたシートの隅をロープで縛り、反対側からトラクターで引っ張るという作戦で、佐千夫と2人の共同作業で何とか成功しました。


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