「かじや村便り」  http://www.eonet.ne.jp/~fshirai/   平成22年8月
 
 1日、早朝から田中郷共同墓地の掃除があり、帰ってから草刈りや調節肥の散布をしましたが、最初に植えたコシヒカリは、既に出穂した周辺の稲と比較しても全く遜色ないほどで、もう一人前に生長し出穂を待つばかりでした。3日には幼穂が少し生長しているのを確認し、穂肥を入れました。
 田植えが遅いので周辺の農家の様に、調節肥が効いて葉色が落ちてから穂肥という時間的な余裕は無く、ちょっとバタバタした感じになります。しかし幼穂の位置は株元から11pほど上だったので、節の長さがこっの程度ならまず倒伏の心配は無いかなと思っています。
 7日、海外派遣農業研修OB仲間の滋賀県国際農友会が、市内今津町にある箱館山スキー場で、本年度の会員交流会を開きました。 ユリ園が開園したと言うニュースを見て、急遽皆さんに呼びかけたので参加者は少なかったものの、綺麗に咲いたユリの花と山の涼しい風に、しばらく炎暑の夏を忘れる事が出来ました。
 11日、早朝の水の見回りに行って、最初に植えたコシヒカリが出穂を始めているのに気付きました。ぼちぼちかなとは思っていましたが、実際に穂が覗いているのを見ると、毎年の事で見慣れているとは言え感動しますし、此処まで来れば大丈夫とちょっと安心もします。台風の襲来など大きな天候の崩れが無く、無事に収穫の時期を迎えられる事を祈っています。
 17日、台風4号は被害無く通過したのですが、その後は台風一過の青空と言える日が少なくて、ようやく綺麗に晴れ上がったこの日の夕方、穂揃いしたコシヒカリの写真を撮って来ました
 
 
 
  22日、3人の甥など親戚の者6人で、例年通り大峰山に参拝しましたが、流石の洞川もエアコン無しでは寝られない程蒸し暑くて驚きました。子供の頃にお参りした50数年前は非常に涼しくて、下山して旅館の縁側で日差しを浴びながら、ゆっくり昼寝をした事を懐かしく思い出していました。
 試しにインターネットで、「日本一遅い田植」を検索して調べましたが、どうやら我が家の方が幾分か遅いようです。
 月末には周辺の田で、コシヒカリの収穫が一斉に始まります。超遅植えの我が家では、コシヒカリの収穫は早くて9月の20日過ぎかと思っています。
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