「かじや村便り」  http://www.eonet.ne.jp/~fshirai/  平成23年12月
 
 我が家の倉庫はシートハウスなので雪が滑らず、ほんの10p程の積雪でも全体が沈んで、これまで何度も痛い目に遭っています。 農業機械を入れている6mx20mのハウスは、秋に建てたその冬の雪でパイプごと押し潰され、肥料や籾を入れてある7mx20mのハウスも、強風と雪でシートが破れたりして、これまで2度も潰しています。
 現在掛けて有る緑色のシートはまだ3冬目なので、5〜6本の単管の支柱をジャッキベースで持ち上げてハウスの棟を支え、トラックの出入りする入り口はゲート状に組んだ単管で支えておけば、これまでの経験ではまずまず大丈夫。
 秋に収穫した米はまだかなりの量が、籾のままフレコンに入れて貯蔵してあります。一旦全部出して支柱を入れ、改めて奥の方から詰め込んで間にも支柱を立てて、冬に備える準備をしました。
 17日、寝る前には玄関先の寒暖計で1度だったのですが、夜中から冷え込んだのか予報通り、雨が雪に変わって初雪になりました。我が家は二本の町道のT字路の角にあり、屋敷の北側と東側には小川が流れているので、電柱を建てる場所が無いため電線も空中でT字型に接続。母屋は明治38年なので100年以上前から建っているわけで、右側の小屋でも私が小学生だった昭和28年の建設でした。その後に道路の方が拡張されたのも原因ですが、こうやって見ると上空には、電線や電話線・高圧線の鉄塔や電線などが何本も走っていて、何となくむさ苦しいですね。
 軽トラはスタッドレスタイヤと交換し、荷台には冬支度のためのドームを付けました。普通に荷台にシートを掛けたのでは、雪が多いとシートごと押し潰されて仕舞いますので、これは非常に便利ですね。勿論後ろ側には何の覆いも有りません。このままだと雪や雨が吹き込んで仕舞いますので、透明な垂れ幕状のカバーでも工夫して、取り付けようかと思っています。
 9月23日に滋賀羽二重糯の稲を青刈りし、稲藁を陰干しして準備を始めましたが、区役員と惣社神社氏子総代で、お正月を前に注連縄を作りました。23日、午前9時から稻藁の下準備を始め、大小・長短取り混ぜて必要な数の注連縄を作るのに、10人掛かりで夕方5時まで。
 慣れた役員でも年に1回の注連縄作り。見本に残してある古い注連縄を参考にしながらで、思いの外手間取って仕舞いました。それでも何とか協力して、必要な数の注連縄を作り上げる事が出来、ちょっとした達成感があります。
 関係者が集まって、こういう風に新年を迎える準備をする事自体にも、大きな意義があると思っています。30日には門松を作って、お正月を迎える予定です。
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