「かじや村便り」    http://www.eonet.ne.jp/~fshirai/   平成24年3月
 前日は午前中土砂降りで、夕方まで小雨が降り続いていましたが、夜の内に晴れてきて朝日が眩しいほど。絶好のスキー日和に恵まれた箱舘山スキー場で3月3日、第7回高島市民体育大会スキー競技会を開催しました。エントリー選手は、ジャイアントスラローム競技に100名・クロスカントリー競技に40名ほど。小学校1年生のちびっ子選手も60歳代の選手も、20・30歳代の選手も全く同じコースを滑ります。
 えっ大丈夫?と心配されるかも知れませんが、普段は箱舘山スキー場でパトロールをしているベテランのコースセッターが、この辺を考慮しながら関門を立ててくれるので、全く心配要らないのです。市内の各年齢層のスキーヤーが一同に会するので、小学生は中学生の中学生は高校生のと、自分より少し年長の上手なスキーヤーの滑りが見られるのが、この大会の最大の魅力だと自負しています。
 大会開催に当たっては、箱舘山スキー場の全面的なご協力を受け、非常に好意的に支援して頂いているうえ、大会運営に当たっている競技役員の中には、長年国体スキー競技会に滋賀県の選手や監督として参加したり、滋賀県民体育大会スキー競技会などの大会運営に当たっているベテラン競技役員が多く、ローカル大会とはいえ、ちびっ子選手が大きくなって、全国中学や全国高校などの大会に参加しても、戸惑わないだけのきちんとした運営が出来るのは、高島市スキー協会の強みですね。
 土地改良区の水路擁壁工事が完了し、埋め戻し工事が始まりました。トラックが走れるだけの道路幅を確保して欲しいと言って有りますが、土量の関係で思っていたより少し狭くなりそうです。出来れば何処かから残土でも持ってきて、この際やから少し広めの農道にして欲しいのですが、無理でもこれまでよりは少し広くなりそうなので、ちょっと楽になります。もっとも埋め戻している元の農道の土が全く田の土と同じで、通常道路の造成に使う土では無いので締まりが悪く、1年くらいは通行を控えて欲しいと言われています。これも仕方ないですね。
 3月も半ばになるとぼちぼち農作業が始まります。今年は雨が多いので外作業は遅れ気味ですが、4月になると得意先農家で苗代作りが本格化しますので、種籾の準備を始めました。
 我が家の苗代作りは5月なのでまだせわしくは無いのですが、自家採取した種籾をお分けする得意先農家もあり、我が家で使う分と一緒に脱芒機でノゲ取りをしています。コシヒカリの種籾は得意先農家の分も含めて、毎年富山県庄川町の「となみ野農協稲種センター」から送って頂きますので、この作業は必要ないのですが。
 25日のなっても、夜が明けるとうっすらと雪が積もっていた程で、今年はちょっと覚えの無いほど天気が悪くて心配しています。我が家が本格的に農作業に入るのは5月になってからなので、幾ら何でもそれまでには回復するでしょうが、農事気象学では今年は水が多く凶作の卦が出ています。
 今年は新しく幼馴染みの田も引き受けたので、昨年より作付ける田が増えます。佐千夫がリハビリを終えて戦力に加わってくれる事もあり、頑張って悪天候に負けない米作りをしたいですね。
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