「かじや村便り」  http://www.eonet.ne.jp/~fshirai/   平成24年8月
 連休の頃に植わった周辺の田では、平年より4〜5日遅れで穂揃い期を迎えている7月30日の夕方から、5月18日に植えた玄関先のコシヒカリが、出穂を始めました。水口部分に走り穂が出始めただけかと思っていたら、圃場全体の稲が既に出穂し始めていて、稲穂の上部では頴が開き受粉をしていました。考えていたより少し出穂が早くなったので、肥料の入れ方も変更を余儀なくされましたが、このまま順調に生育すれば稲刈りは、まだまだ猛暑の続いていて熱中症が心配される、9月中旬になりそうです。
 毎年少しずつ落ちる体力との勝負と言う意味で、私の夏の最大の行事?は大峰山参拝登山。今年も2人の甥と姪の婿、それにその子供達3人と言う顔ぶれでお詣りしてきました。4日昼過ぎに家を出た時は、相変わらずの猛暑・酷暑。電車で京都まで行って甥の車で洞川に向かったのですが、奈良に入ると黒い雲が見え隠れし、とうとう小雨まで降り出して来ました。それでも親代々?の定宿で、私も昭和30年以来お世話になっている「光拷・西清旅館」に着いた時には、まさか翌日が朝から一日中雨になろうとは、夢にも思っていませんでした。家を出る折りに、100%雨の心配は無いが「万が一…」と持参した上着が役に立ち、早朝5時に宿を出てお山に向かう時、「念のために」とお借りした宿の傘は、最後まで差し続けました。
 本堂では持参した純米酒「かじや村」をお供えし、護摩を焚いて頂いて般若心経を3巻上げ、雨に濡れた山道に足を取られながらも全員無事に、1時半に下山しました。
 お盆の13・14日には土砂降りになり、近くでは大津から宇治に掛けて大きな被害をもたらしましたが、幸いこの辺りは短時間の降雨で済み、大きな被害は出ませんでした。昨年は15日から23日までずっと夕立が続いたので、気圧配置から見て今年も危ないと思っていたのですが、15日の午後から天気が回復し猛暑が戻って来ました。
 自前の苗で植えた最初のコシヒカリも出穂しました。6月12日に植えたので約65日目です。昨年は田植機の施肥機が故障し、最初の設計通りには作れなかったので少し倒伏させて仕舞いました。今年はその反省も踏まえて慎重に肥料も入れていますので、今の所生育はまずまず順調です。
 19日、南市の本町通り商店街の「びわこ島めぐりツアー」に参加しました。我が家は商工会には加盟していますが、普通の商店とはちょっと形態が違うため、商店街には入っていません。ところが南市夏まつりの折りに、焼きそばを作っていた安原エンジンサービスの賢君が、カメラマンとして来ませんかと誘ってくれたので、喜んで一緒させて貰ったものです。当たり前ですが同行の7人は南市商店街の経営者ばかり。全員顔見知りで会話もはずみ、初めてのボートでの島めぐりツアーを大いに楽しみました。「沖の白石」は船木三ッ石とも呼ばれるように、安曇川町の舟木地区に所属しています。大きな岩が1個と小さな岩が3個あり、この付近の琵琶湖は水深80mといわれています。
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