「かじや村便り」   http://www.eonet.ne.jp/~fshirai/    平成24年9月
 
 8月26日から2人の子供を連れて佐紀子が帰って来ました。お盆に帰れなかったのは裕大の宿題提出日が24日だったからとか。 裕大もゆうなも共に元気で、まだ1歳半なのに手をついて前方転回するゆうなにはびっくり。上下の歯もかなり生えていて、もう大抵のものは食べられるようです。
 8月末に台風15/14号が沖縄から朝鮮半島へ上陸し、お陰で少し曇り空にはなりましたが返って蒸し暑くなりました。9月に入って少しは秋めいてきましたものの猛暑が復活。周辺の田では10日頃にコシヒカリの収穫がピークを越えたようで、周りに刈り穫りの済んだ田んぼが目立ち始めました。
 大阪に住んでいる幼馴染みの田も、この週末に隣の田が全部刈りとられ、道路から丸見えになりました。6月21日と田植えも遅かったのですが、元々コシヒカリより収穫が遅くなる品種を植えてあるので、稲刈りは多分10月初旬になります。時々写真を撮ってメールで送っているので、お彼岸にお墓参りに帰って来たからと、近くの田で稲刈りをしている所へ会いに来てくれました。
 彼は多分昨年までの田の状態など覚えて無いでしょうが、元々は東西2枚に分かれていて、しかもそれぞれが北側(右)と南側(左)に分かれていました。水路はこの田の北側(右手奥)を流れていて、勿論北側の方が田が高かったのですが、右の方に稲の色の黄色い部分が有るのは、高かった右の方から左の方に土を移動させたため、地力が無くなって稲の登熟が早まったためなのです。
 台風16号に伴う風雨が抜け、まだ少し陽射しは強いものの気温も30度を切るようになり、ようやく秋らしくなって来ましたが、20日から本格的にコシヒカリの刈り穫りを始めました。
 今年の田植え初日に植えた田ですが、穂肥時期を遅らせたので倒伏は少なかったものの、その分稲穂は例年より小さめ。余り豊作の手応えは無かったのですが籾には良く実が入っていて、乾燥機に張り込んでみると昨年より少し多く、反収も9俵は超えるかと期待しています。コンバインも先が折れていた刈り刃を修理したお陰で綺麗に刈り取れ、刈り残しもなく極めて順調に作業出来る様になりました。試しに籾摺りをしましたが乳白米も少なく、いわゆる飴色で味も良さそうです。
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