「かじや村便り」    http://www.eonet.ne.jp/~fshirai/  平成25年10月
 
 10月6日素晴らしい秋晴れに恵まれ、第38回南市区民運動会が開かれました。この運動会は昭和51年から始まったのですが、第1回大会で競技委員長を務め以来毎年役員をしているので、70を越えたらもう良いやろうと思っていたのですが、息子世代の若者達で構成する実行委員会から、引き続き今年もまた審判長をして欲しいと要請されました。
 私の所属するAブロックは伝統的にリレーでは圧倒的に強かったのに、最近ではなかなか勝てなくなりました。少子高齢化の影響もあって、子供のリレー選手を選ぶ事が出来なくなり、リレー種目自体も種類が少なくなって、最近では運動会最後の「一発逆転15人リレー」だけを行っています。
 年齢別の男女混成チームですが、私は50歳以上の部の選手で、この22年間走り続けています。流石にここ1〜2年はまともに走れなくなりましたが、今年も何とか無事完走しました。
 明くる7日には、苗代跡地を除けば我が家では、一番お終いに植えたコシヒカリを収穫しました。超遅植えの宿命みたいなもので仕方有りませんが、収量は決して多くは有りません。それでも黄金色に輝く稲穂に元気づけられ、美味しいお米を穫りたいばかりにこんな作り方をしています。
 滋賀県はそのど真ん中に琵琶湖があり、夏の夜温が下がらないので高原地帯の様には昼夜の温度差が大きくならないため、美味しいお米作りには極めて不利な地域なのです。
 多収穫を狙うのなら普通に5月に植えたら良いのですが、琵琶湖を抱えた近江盆地で7月末に出穂し、猛暑日続きの8月に登熟するお米が美味しいとは思えないので、少しでも涼しくなる9月になってからじっくりとお米が稔るよう、わざわざ6月中旬から田植えを始めているのですが。 
 福島市在住で、アイコーハウジングセンターという工務店を営む派米農業研修同期の高橋君が、私が田の畦から水漏れするなどとこぼしたのを知って、大小二台のバックホーを持っているが大きい方が有れば十分で、小さい方は使わないから良かったら使ってみないかと言ってくれました。
 有り難い話ですが、福島まで取りに行くのはちょっと二の足を踏みます。何かいい方法は無いかなと、宮城や岩手辺りまで行っているのを知っていたので、モーターボート専門店YESの安原賢君に、近々関東方面へ行く用事があれば福島まで足を延ばしてくれないかと相談。
 折良く霞ヶ浦の近くまで、ボートを運ぶトレーラーを作るにの使う、鉄骨の長い部材を取りに行く用事があると言うので、同行して茨城経由福島まで一緒に行くことにしました。
 16日夜10時に出発。浜松まで賢君が運転してくれ、深夜2時半に交代して私は海老名サービスエリアまで運転。東京都内は道路事情に余り自信が無いので、その後は慣れている賢君。
 夜通し交代で運転し茨城で賢君の用事を済ませ、福島には3時過ぎに到着。夕食をご馳走になり高橋君の家に泊めて貰い、18日昼過ぎに福島を出て夜中の1時過ぎに無事帰って来ました。稲刈りが済めば田の畦や農道などあちこち直したい所があるので、農閑期になるのを楽しみにしています。
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