「かじや村便り」   http://www.eonet.ne.jp/~fshirai/   2014-1月
 
 年末の29日には珍しくかなりな大雪になったので、バックホーで家の玄関先の市道と、子供達の通学路になる歩道を除雪してみました。排土板でまっすぐ押して行き、溜まったら横の田へ押し出しています。
 多少の慣れは必要なものの結構上手く出来そうなので、少々の雪降りなら除雪出来る様、正月仕事にキャビンに風防を取り付けました。夏場には取り外せる様にと考え、必要ならバラせる様に工夫しています。
 何度も手直しをして、ようやくこれなら使い物になるという位に仕上がりました。風が吹き込まないので思いの外暖かく、後は排土板を加工して走るだけで雪が左右に押し分けて行けるよう、工夫する積もりです。
 勿論、圃場の畦畔を直したりするのが主な使い道なので、我が家の場合それほど硬い地面を掘ることは無いため、削った面が綺麗になるようバケットの爪を取り外すか、法面整形用のバケットが手に入らないかと思案中。本格的に農作業が始まる春までに、農機具の修理や色々な準備をしておきたいと思っています。
 19日には南市区の惣社神社で7時から「どんど」が行われました。私は毎年自警団員で警備を兼ねて参加します。今年は宮守さんの提案で、お正月のお餅の残りではなく、「どんど」用にお菓子屋さんで改めてお餅を搗いて貰いました。糯米は我が家がお供えした滋賀羽二重糯。昔は何処の家にも火鉢が有ったので、炭火でお餅を焼いて食べるのが当たり前のおやつでしたが、近年は雑煮のように炊いたものばかり。それはそれで美味しいのですが、炭火で焼いて焦げ目の付いたお餅の美味しさを、見直しました。
 今年は糯米3s分だけだったのですが、来年はもう少しお餅を増やし「ぜんざい」などにして、区民の皆さんや南市区や神社の役員さんに振る舞えないかと思案中。子供さん達がニコニコしてお餅を食べ、美味しいと言ってくれるとこちらまで嬉しくなりますね。「どんど」の火にあたりながら、普段は滅多に顔を合わせない区民の皆さんと四方山話をし、半日をゆったりと過ごせる貴重なひとときでした。
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