「かじや村便り」   http://www.eonet.ne.jp/~fshirai/   2014年5月
 
 好天に恵まれ田中祭が無事に終わりました。今年は南市区が3年毎に回ってくる渡し番。佐千夫は小学校6年生の時に初めて使発走役をして以来ずっとご奉仕していて、今回で連続7回目になります。 前回は、手に捧げ持つ刀(竹で作っています)を後ろに放り上げる時、「ヤーッ」と声を掛けるものだと年寄りに言われてやったそうですが、所作に詳しい人に聞いて今年は止めました。自分でも毎回工夫をしているようで、今回は刀を神様に捧げるのだからと頭を下げたそうです。
 6日から苗代作りを始めました。事前準備も結構あって、畦を整備し水路から水を取り入れる塩ビパイプを設置して苗床を細土。9日には水を入れ、佐千夫が苗床を準備している間に私と美代で種蒔きをし、午後から苗箱150枚を設置しました。これで6反分の苗が出来ます。
 今年は軽易土という粉状の育苗培土を使ったので、非常に綺麗な筋蒔きが出来ました。おそらく出来上がった苗は整列したように揃うかと思っています。
 何時まで経っても隣家が田植え準備をしないので、聞くと昨年夏には小作を返上したという母家の田は、水稲共済の名義上は昨年から私が耕作している事になっています。
 面積は合計で2反3畝あるのですが、70uしか無い小さな田もあって全部で5枚に分かれていました。連休前に一番小さい1枚の畦を取って5枚が4枚に。19日、殆ど高低差が無い様に思えた下手の左右の田の間にある畦を取り払い、この際やから上下の田の間の畦も取って仕舞うかと作業して、結局上下左右を繋いだ逆L型の田と、高低差があって一緒には出来そうもない田の合計2枚になりました。一度水を張って荒代掻きをし、余り無理が無いようなら更に残った2枚の間の畦を取って、1枚にしてしまいたいと思っています。
 苗代の苗は順調に伸びています。まだレンゲの花が残っていますので、順次荒起こしをして行く予定ですが、このまま行けば例年通り、6月10日頃には田植えを始められそうです。
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