「かじや村便り」   http://www.eonet.ne.jp/~fshirai/  2014年11月
 
 我が家の稲刈りでは、例年山田錦が最終になります。10月30日に圃場整備田を2枚刈り取り、今年初めて植えた写真の田は11月4日に収穫。どちらの田も倒伏はなくスイスイと仕事が出来たのですが、イモチの気が有ったのと少し稲穂が小さかったので、収量はちょっと少なめでした。
 予想ではもっと悪いかと思っていたのでこれならまずまずです。ただ今年は夏場の天候不順で穂肥が十分に入れられなかったため、米粒が小さくてその分減収しました。  山田錦と加工米の検査はトラックに積んで出掛けるので、天気の良い日に行くことにしています。今年はまず山田錦を運び、検査をして貰っている内に加工米のヒノヒカリを運んで、半日で終了。残念ながらイモチの被害粒が散見され、山田錦の等級は良くありませんでした。加工米のヒノヒカリもイモチに罹っていたのですが、こっちは全部1等でした。天気が悪ければ悪いなりに対応策を取れば、何とかなりそうな手応えがあったのが今年の収穫です。      農機具を入れている小さい方のハウスのシートが破れ、8月25日に掛け替えたのですが、肥料や籾フレコンを入れている大きい方のハウスも、内側から見ると天頂部に小さな穴が見えます。ハウスのシートは、南側の太陽光線が良く当たる方は完全に色が変わって仕舞って、とてもこの冬は越せそうにありません。前々から気になってシートは春先から手配して有ったのですが、ハウスの隣の苗代跡地を稲刈りし、他の農作業が一段落するまで手を付けられず、度重なる台風で破れない事を祈りながら待っていました。  
 籾摺りや米の検査が一段落したので、友人2人の応援を得てようやく22日にシートを新しくしました。このシートはかなり重いので、今回はユニックで吊り上げてハウスの上に載せて貰い、友人と佐千夫が両側から引っ張って伸ばし、私はハウスの上に乗ってシートの真ん中を広げながら展開しました。
 バックホーで南側の側溝を掘り上げ、北側は畑なので機械が入ら無いので、佐千夫と2人でスコップで堀りました。
2日掛かりでようやくシートの裾を埋め込んだので、後はぼちぼち前後の妻面を張り替える予定。これで大雪になっても、シートが破れる心配をしなくて済むのでちょっと安心です。
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