「かじや村便り」    http://kajiyamura.jp/   2015年2月
 
 日本各地では北海道や北陸・東北で異常な降雪があり、猛吹雪になっているようです。アメリカの東部では猛烈な寒波が襲っていて、都市機能が麻痺しているようですが、関西は比較的暖かく、滋賀県では雪国といわれる高島市も、お正月以来雪降りは3回だけ。
 今年から米作りを頼まれた田があります。その田へ行く農道の反対側(山手側)には我が家の所有田もあるので、事情を聞いて一応は引き受けたのですが。その時は雪があって様子が分からなかったので、改めて確認のため見に行って来ました。
 最初から分かっていたのですが、この田は上下2枚に分かれています。こうやって見ると高低差もそれ程大きく無いので、出来たら1枚に均したいと考えています。しかしよく見ると排水路が有りませんね。
 農閑期のこの時期にはあちこちで研修会や講演会が開かれます。例年のように住友肥料と多木肥料の両方の研修会に参加しました。 今年オランダへ1年間の農業研修に出発する研修生の壮行会を兼ねて、滋賀県国際農友会の総会も開催。前列の左から2人目は元滋賀県知事の国松善次さん。国松さんは私と同じ昭和42年に、ドイツへ行かれた農業研修生のOBなのですが、出発されたのが3月なので、6月出発の私より自分の方が先輩だと笑っておられます。年齢も私より4才年上で勿論先輩なのですが。毎年この時は、元知事と色々な話の出来るまたとない機会です。
 2月12/13と和歌山市で、国際農業者交流協会の営農研究会が開かれました。昭和54年から平成15年まで海外派遣農業研修生の渡航前研修を担当し、毎年1ヶ月程は会場の和歌山県かつらぎ町の紀北青少年の家で過ごしたので、学生時代を過ごした京都が第2の故郷とすれば、私にとって和歌山は通算2年以上の月日を過ごした第3の故郷のようなもの。参加者は殆どが研修生OB。名簿では参加者は74名でしたが、その内の52名とは面識があり更にその内の34名は、渡航前講習で担当した研修生OBでした。つまり参加者の半数とは、10〜40年前からの知り合いと言うことになります。
 二日目は、東海・近畿・北陸地区の組織会長会議。最近大阪のOB会の活動が不活発なので、何とか再生したいと議論を重ねました。これは決して人ごとでは無いのです。最近の若者はこういう活動になかなか参加してくれないので、何処の府県のOB会も頭を抱えています。
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