「かじや村便り」   http://kajiyamura.jp/    2015年8月
 
 8日・9日と、我が家の夏の年中行事である大峰山への参拝登山に行って来ました。同行は甥っ子3人に子供たちが3人。ここ数年はこの顔ぶれで行っています。昨年は前日の肥料撒きで左膝下の腱にピリッとした痛みが走り、洞川までは行ったものの大事を取って、お山には行きませんでした。 左膝を庇って仕事をしていたせいか10月には右膝も痛め、冬下に養生すれば治るやろうと思っていたのになかなか完治せず、春になってようやく痛みが引いてきて、今年は無事にお山することが出来ました。
 毎年純米酒「かじや村」をお供えにもって行きます。昨年は山上の本堂へは行けなかったので、お酒も洞川の龍泉寺へお供えしたこともあり、護摩を焚いて頂く受付では「今年は大先達はどうした?」と問われたとか。これで来年も多分大丈夫でしょう。
 10日頃からボチボチとコシヒカリの出穂が始まりました。昨年はこの頃から天気が悪くなったのですが、今年は良い天気が続き病気の気配も有りません。近年は猛暑が続いていますが、今年は適当に曇ったり風が有ったりしてそれ程でも無い様に感じています。  美味しいと言われる新潟のコシヒカリは滋賀県と比べると、出穂から刈り取りまでの日数が全く違うようです。それを狙って超遅植えをしているので、こんな日が続くとお米もじっくりと登熟して、一段と味がのるはず。残念ながら滋賀県は真ん中に琵琶湖があり、夜の温度が下がりにくいので新潟と同じようにはいかないのですが。
 お盆が済んで草刈りを再開し、遅く植えたコシヒカリや山田錦にも穂肥を入れています。周辺の田では既に稲穂が黄色くなっていて、心配していた台風15号も九州から日本海へ抜けたので、月末には稲刈りが始まるでしょう。1ヶ月以上遅れて植えた我が家のコシヒカリもこの時期になると、5月に植えた周囲の晩生品種の日本晴と出穂時期が同じと言う事もあり、全く遜色なく育っているように見えます。 稲刈りは9月末なので、よほど酷い残暑にでもならない限り収穫作業も楽々。米も格段に美味しくなるのに、誰も真似をしようとはしませんね。
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