「かじや村便り」    http://kajiyamura.jp/   2016年2月
 
 今年は暖冬と言われながら先月25日には、西日本各地に記録的な大雪が降ったというのに、滋賀県のチベットなどと悪口を言われる我が高島市には、雪らしい雪は降りませんでした。
 朝5時過ぎに市の除雪車が通ったので、子供たちの通学路だけは除雪するかなと、念のために出掛けたほど。積雪10cm程度かな。
 これまでは、バックホーに取り付けたトラクター用の畝立器で除雪していたのですが、元々かなり古かったので少し曲がって仕舞いました。トラクターの畦立機は綺麗に排雪してくれるものの、バケットへの取り付けが丸い鉄棒だけなので、真っ直ぐに進んでいるときは良いのですが、少しでも左右に振るとどうしてもブラブラとして不安定。今度の排雪板は鉄板も6mmと分厚く、バケットに取り付けた法面成形バケットにボルト4本で直接取り付けるので、非常に頑丈です。今度雪が降れば、これまでとはまた違った除雪が出来るかと、楽しみにしています。.
 昨年6月30日、まだ我が家は田植の真っ最中だったのですが、突然イセキの田植機が不調になり、古いヤンマーの田植機を引っ張り出しました。元々従兄が乗り換えたときに貰い、1年だけ使って置いてあったもの。燃料タンクとドライブシャフトを修理して、何とか昨年は済ませたのですが、今年の田植えについてはちょっと不安。
 ところが先日ネットで、3反余りの田で使っておられたという古い田植機を見つけ、格安で落札。雪が収まったので、トラックで引き取りに行って来ました。我が家の純米酒「かじや村」を2本持参。1本は業者の兄ちゃんに、1本は「大事に使わせて貰いますので」との伝言をお願いして、田植機を譲って貰った農家さんに渡して貰いました。
 昨年11月に納めた我が家の山田錦の醸造が出来たからと、「かじや村」の新酒を、吉田酒造専務の肇君が届けてくれました。原料米が山田錦なら純米大吟醸になるのが多いのですが、「かじや村」は純米吟醸。写真では右側の2本が新酒。左の空が紅いラベルは昨年のお酒で、昨秋に火入れが済んでいます。
 大吟醸と吟醸では原料米の精米歩合が違うので、当然少し味わいも違ってきます。大吟醸の方が雑味が少なくスッキリしているのですが、お酒としての味わいでは純米吟醸が好きと言われる方も多いようです。
inserted by FC2 system