「かじや村便り」 　　　http://kajiyamura.jp/　 　2017年３月

　

　何年振りかなあと考える程の素晴らしい天気に恵まれ、箱館山スキー場で第１２回高島市民スキー大会（２月２４日アルペン競技・２５日クロスカントリー競技）を開催。

　高島郡が高島市になるに伴い、高島市スキー協会が発足。以来１０年余りスキー協会の会長をしていますが、開会式や閉会式で挨拶したのは最初の数年間だけ。最近はもっぱらカメラマンをし、プログラムやHP、公式記録・表彰状の作成に専念しています。

　市民スキー大会の表彰式で、クロスカントリー競技・中学校男子の部の入賞者の一人が、この辺りでは珍しい名前なのに気付きました。式が終わってからその選手に、「家は何処？」と聞いて間違いないと確信。念のため「お祖父さんの名前は？」と聞いてから、「君のお祖父さんと俺は、又従兄弟なんやで」と言うと、一体何事かと周囲で見守っていたチームメイトまでもが、（ホッとして？）ニコニコ。　彼のお祖父さんとは同級生なのですが小学校は別。中学に入って母に聞くまで、私も知りませんでした。

　彼が写っている写真を探して１０枚ほどプリント。夕方お母さんに届けて事情を話すと、子供さんの試合など見たこともないからと大喜び。大会は個人戦が２位でリレーは優勝。まだ２年生なので来年が楽しみです。

　３月８日、吉田酒造社長の肇君が、我が家の昨年産米で醸した新酒を届けてくれました。左側の「かじや村」の原料米は山田錦、右側の「初しぼり」の原料米は玉栄です。

　肇君の話では、純米吟醸酒の「かじや村」は、例年の様に芳醇でフルーティな味。「初しぼり」の方がサッパリした味、だそうです。

　「かじや村」の瓶が、昨年までの緑色ではなくて、透明になっていました。新酒の間は透明の瓶で…との事でしたが、お酒の色合いが良く分かって、これもいいですね。

　３月１８日、夕方から上森会長の地元・守山で、滋賀県国際農友会の総会を開催。会長の家から歩いて５分だそうです。あわせて今月末に渡米する青田研修生の壮行会を開く予定だったのですが、肝心の青田君から直前になって欠席の連絡が入って、残念ながらOBだけの会合になって仕舞いました。

　年度末でそれぞれ色々な会合があって、参加出来ないという返事が多かったのですが、最近帰国した若いOBが３人出席してくれました。松山や和歌山で渡航前講習を担当した中堅どころの４人から最年長の私まで、その年齢差は５０を超えます。米国や欧州の学校や農場での経験談など、農業を中心に色々な話が出来て、毎年楽しみな会合なんです。