「かじや村便り」    http://kajiyamura.jp/   2017年6月
 
 6日、国際農友会の総会で東京に行ってきました。今回は四月に「国際競争力ある農業人材の育成に向けた議員連盟」を作って頂いてから初めての総会と懇親会ということで、会場が衆議院第一議員会館。総会には林芳正・前農水大臣も来られ、懇親会では山本農水大臣からご挨拶を頂きました。多数の国会議員が参加してくださり、有意義な会合になりました。我が家からは純米酒「かじや村」を持参。奈良県選出の田野瀬議員に一緒に写真に入って頂きました。
 次の7日には(公社)国際農業者交流協会の総会があり、8日からようやく田植えを始めました。田植え初日は何かとモタモタします。前もって冬場の暇な時期に準備しておけば良いのですが、なかなかそうは出来ないのですね。あれまっ、というような手違いもあって、苗を積み込み田植え機の整備点検を完了したら昼になりました。午後からの田植えも初日ということで、田植機の操作もなんとなくぎこちなくて、1枚植え終わってやっと慣れてきたかなというところ。
 今年からお預かりする上下2枚に分かれた田では、一枚に直すのに2日間合計10時間ほど掛かってトラクターで土を移動しました。道路際にもかなり土を運んだので、田植え後に水を張ったら道路の方へオーバーフローしそうなので、畔板を入れました。
 今年は4枚で4反歩余り圃場が増えたのですが、佐千夫がバイトに出ず家の仕事をしてくれていますので、例年よりは早いペースでしかも丁寧に仕事をしています。
 元々上下に分かれていた圃場は他に何ケ所もあって、時間に余裕がある時には土を移動。出来るだけ高低差を無くするように代掻きをしています。佐千夫は昨年は殆ど代掻きはしていなかったうえ、そもそもこれまで代掻き作業を最初から最後まで任せたことは無かったので、心配していましたがそれなりに慎重に作業しています。でも、まだまだですね。
 各圃場の高低差の癖を把握していて、高い所から低い所へ土を引っ張るのは知識も経験も必要。早く一人前になって欲しいのですが、代掻きが自分一人で最後まで出来るようになるのは何時でしょう。
 梅雨に入ってもあまり雨が降らず、外仕事は割合と順調に出来たのですが、どうやら下旬は本格的な雨になりそうです。コシヒカリ・玉栄・滋賀羽二重糯は植えたので、後半の山田錦・こしいぶき・秋の詩が順調に植わるかどうかは天気次第ですね。
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