「かじや村便り」   http://kajiyamura.jp/   2017年11月
 
 10月23日未明、台風21号に伴う暴風で、2棟のハウスのシートが裂けて吹き飛ばされました。朝バイトに出掛ける佐千夫が「シートが飛んでる」と電話してきて、慌てて行ってみるとシルバーのシートは全部剥がれて、苗代跡地の稲の上に。入り口のドアの上から張って有るブルーシートの目張りのガムテープを剥がし、中に入って積んであるコシヒカリと滋賀羽二重糯の玄米60俵や、奥に積んであるコシヒカリの籾が入ったフレコンに、大急ぎでブルーシートを掛けて間一髪、ギリギリ難を逃れました。
 5日は第3回「ハローウイン・ザ・南市」。雨の予報も有ったのですが、朝の内は少し風が冷たかったものの良く晴れて、安心して路上で餅搗きを楽しみました。一昨年は4臼の餅を搗いて無料で配ったのですが、昨年は6臼に増やして1パック50円。それでも足りなかったので今年は9臼にし、「おろし餅」と「きなこ餅」をいずれも100円にしたのですが、搗き終わると直ぐに完売。
 大勢のお客さんが列をなして待っていて下さり、中には「平井さん、年は幾つ?」と声が掛かったりして、安原エンジンサービスの賢君と交代しながら、昼飯抜きで2時まで。 7日に「山田錦」の刈り取りを完了。コンバインを家の方へ回送して貰って、「秋の詩」と「こしいぶき」を刈り取り。13日にようやく全部の圃場の稲刈りが済みました。
 シートハウスが使えないと何かにつけて不便で、乾燥の済んだ籾はブルーシートを掛けて保管していますが、籾摺りの終わった米は紙袋に入れるのでそうもいかず、お得意先農家で倉庫が空いてきたからと預かって下さる方があり、助けて頂いています。
 16日、何とか一日晴れそうなので、3人にお手伝いをお願いしてハウスのシートを掛け替えました。何度もやっている作業なのに思わぬ手違いもあって難儀しましたが、何時もの様に安原エンジンサービスの賢君がユニックを持ってきて、シートをハウスの骨組みの上に載せてくれ、後ろからロープを掛けてバックホーで引っ張りながら、両側から引いて少しずつシートを展開。
 夕方には風が出て来たので慌てましたが、佐千夫と両サイドのビニペットにスプリングを入れ、まだ前後の妻面の張り替えが残っていますが、当座は雨風を凌げる様になりました。ようやくホッとしています。
inserted by FC2 system