「かじや村便り」   http://kajiyamura.jp/    2018年8月
 
 6月12日から田植えを始めたのですが、結構順調に植えていたと思ったのに、後で見直してみると暫く飛んでいる時期があります。佐千夫が逆流性食道炎で殆ど仕事が出来なかったのが響いて、荒起こしや代掻きを済ませてからの田植えになり、例年だと同時進行で二人で二種類の仕事をこなしていたので、これは仕方ないですね。
 昨年はコシヒカリが出穂し、段々と稔ってくるこの時期には天気が悪く、これだけ日照が無くてちゃんと充実した稲穂が出来るんやろうかと心配しましたが、今年は全く逆。  西日本大災害になった7月上旬から、異常に暑くて全く雨が降らず、昼過ぎに突然の夕立で土砂降りになった12日は、南市の夏祭りが中止になりました。
 この異常な暑さが引き金になったのか、11日には小便が出なくなって高島市民病院へ駆け込み、導尿チューブを入れて貰って排尿。14日の診察で前立腺肥大と診断され、21日にようやくチューブレスになりました。このまま1ヶ月間二種類の薬を飲んで、様子を見ることになっています。
 お盆のお墓参りが済んで17日には、安曇仏教会のお寺さんによる托鉢がありました。宗派に関係なく3人ずづ来られるのですが、何方も旧知の間柄。「先生ご無沙汰しております」と、大きな声を掛けて上がって来られたのは、西万木の来迎寺のご住職。昭和41年の秋に、安曇川中学校へ臨時講師で行った折の教え子なんです。(写真右手)
 ニコニコして導師を勤めて下さったのは、三田の玉泉寺のご住職。(写真奥)
中学3年生から高校2年生位まで、我家へ来て勉強してくれていたので、とりわけ親しくしています。もうお一人は三尾里の信光寺のご住職。(写真左)このご住職だけが浄土真宗で他のお二人は天台宗でした。
 台風20号は23日、室戸岬から姫路・ 京丹後へと抜けたのですが、かつて経験したことが無い程の猛烈な東風。夜中の3時頃まで、二階で寝ていると建物自体が身震いするほどでした。風が収まるのを待って5時過ぎに、ライトを持って見回って来ましたが、残念ながら昨年の台風でシートを吹き飛ばされた農機具用の古いハウスが、応急処置をする前の状態に逆戻りしていました。
 いずれ稲刈りが終ったら、全面的に改修する予定だったのですが、こうなったら稲刈りまでに頑張って骨組みから見直し、新しいシートを掛けたいと思っています。
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