「かじや村便り」              平成20年4月
  13日、水路関係者が集まって川掃除をし、いよいよ春の農作業が本格的に始まりました。私の家の周辺は圃場整備が出来ていないので、水路もこの様に素堀りのまま。コンクリートで固められた水路と比べると、維持管理には非常に手間が掛かります。
  水を入れる為にはこの水路に、板をはめたり土嚢を積んだりして水位を上げなければならず、更には大雨などで水位が高くなれば、この堰を外しておかないと田は水浸しになって仕舞います。少なくとも春から秋にかけて4〜5回、土手や畦の草刈りをしないと、草ぼうぼうになって仕舞います。稲作りを効率だけで考えると、大変な手間暇が掛かるのですが、こんな水路には実は魚が住みホタルが飛び交って、夏場はなかなか風情があるのです。
 冬からずっと天気が悪く、田が乾かないのでなかなか入れなかったのですが、乾くのを待っていると田植え準備が始まって水路に水が来るようになり、そうなるともう畦塗りが出来なくなるので、15日からちょっと無理をして作業を始めました。
  どうしても地面が軟らかくて、ハンドルを取られて畦が曲がってしまいますが、幸い昨年から従兄の畦塗機を借りっぱなしですので、我が家の日の本トラクターに装着して仕事をしています。取り敢えず20日頃までに畦を塗り、後は天気次第で田を起こします。秋には培養資材を散布して、パワーディスクで起こして畝にしてありますので、伸び始めた草を押さえる為に軽く起こして回る予定です。
  3月にどうしても後任の氏子総代が決まらず、南市区の氏子総代を1年だけの約束で受けました。実は任期は3年なのですが、就任するといきなり田中神社の大総代に就きます。
  3年前の私がそうでしたが、次の年に平の総代で最終年が副総代。これを1年ずらせば、平・副・と経験して3年目に大総代に就くわけで、これなら誰かに氏子総代への就任を頼みやすいのです。
  幸い田中神社の会計を担当する南市区長は、永年町の消防団で苦楽を共にし、私が区長をした時には副区長をしてくれた仲。しかも大総代をするのは2度目であり、この3年間ずっと田中神社に関わってきて、ホームページも作っているので前回の時とは比較にならないほど、余裕を持って仕事をしています。
  5月4日の田中祭に向けて準備をしていますが、こんなポスターを作りA3サイズでプリントして、お店に張って貰っています。 写真に載っているのは全員南市の区民。これで役員だけが参列している様なお祭りに、もっと住民が参加して賑やかになり、楽しんで貰えたらと考えているのですが。

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