かじや村便り               平成21年4月
  3月28日、佐紀子達が新居に引越をするので手伝いに行ってきました。11月の上棟式から4ヶ月。比較的早く仕上がって、佐紀子の仕事の都合もあり、春休みの引越になったのですが、肝心の運送屋さんの到着が遅れ、終わったのは夜中になりました。

  幸い天候に恵まれ、何とか大きな荷物だけは引っ越したのですが、トラックが小さくて積みきれなかった分は、31日に再度引越をしました。

  4月9日、田中神社建設委員会でモミジを植樹。神饌所・神輿蔵・石階の改修工事が完了し、後は手摺りを付けるだけになったのですが、昨年末に埼玉の椎橋君が送ってくれたモミジの苗10本を、記念を兼ねて植えたものです。秋になってモミジの紅葉が気に入ったら、更にもっとこの種のモミジを送って貰い、出来たら田中神社がモミジの名所になるほど、何本も植えたいと思っています。

  残念ながら石階に取り付ける手摺りは、製作会社の計測・設計ミスで脚が段石のセンターに来ない事が分かり、再度作り直しています。今年のお祭りに間に合うと良いのですが。







   眞光寺の鐘楼建立工事が始まりました。16日から鐘楼を解体。19日に起工式。23日から基壇の改修が始まりました。お盆までには金剛組の手で、新しい鐘楼が出来上がる予定です。

  本業の米作りもスタートしました。得意先の農家は、早い人なら3月中旬には籾の消毒を始めますが、我が家は4月になってから塩水選。一旦籾を乾かしてから、10日には温湯消毒。再び乾かしておいて、播種する日時を勘定して、順次水に漬けます。この時期に浸種すると水温が高いので、特に芽出し処理をしなくても1週間程で播種出来る様な、鳩胸状態になります。4日の田中神社例大祭が済めば、播種をして苗代に降ろす予定です。
 20日頃には例年水路に水が来ますので、それまでに全部の田の畦を塗っておく必要が有ります。昨年は従兄から毎年借りている畦塗機の調子が悪く、かなりの本数の爪を折って仕舞いました。トルクリミッターがドライブシャフトの付け根に有るのですが、此処が膠着していて石などが有っても上手く作動しなかった様です。

  今年も何本か折りましたが、昨年よりはずっと調子良く、24日、畦塗機で苗代地を作り始めました。230cm幅で、7本の苗床を作る予定で畦を作りましたが、真っ直ぐに畦を作るのはなかなか難しいのです。我が家の苗代は道路の傍にあるので目立つ事もあり、昨年・一昨年と失敗したので今年こそはビシッと作りたいのですが。
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