平成13年 2001年 1月
  正月明け、京都高校のインターハイ予選と山梨県の強化合宿を手伝いに、野沢温泉スキー場へ行って釆ました。昨年とは大違い。ここ30年程を考えても、正月のこの時期にこれほどの大雪は、ちょっと記憶に無い程の降り方でした。宿舎で同室だった山梨県・大明誠高校の監督さんと話しているうち、コシヒカリの祖先に当たる「亀ノ尾」を発見した阿部亀次さんは、彼の奥さんの曽祖父に当たる人だと分かり、これも何かの縁かと思って、持参していたコシヒカリの2kgパックを名刺代わりに渡しました。
  昨年3月、やはり野沢温泉スキー場で行われた検定に合格し、クロスカントリー.スキーの指導員と検定員の資格を取得したので、久し振りにコースを走れるのを楽しみに行ったのですが、余り降り続くので諦めました。さすがに気象庁も暖冬予想を取り下げた様です。
  クロスカントリースキーには余り馴染みの無い方も多いのでしょうが、私の様にずっと関わっている者にとっても、変化の激しさには戸惑ってしまいます。スケーティング走法で滑っている選手のスピードなどは、ほとんど信じられない位で、テレビでしかご存じない方には説明のしようもありません。靴もプラスチックで固められていて足首の上まであり、ストックも身長の80%以上もある長い物を使います。私の物で比較すると、普通のスキーに使っているのよりも30皿余り長いのですが。スキーもアルペン用と同じようにカービングスキーが使われ出しました。毎年の様に進化する用具にはとても付いて行けませんが、今年はスケーティング用の靴を新調し、選手としても大会に出てみようかと?
  21〜23日に岩岳スキー場で行った京都府のスキー国体予選も、久し振りに積雪の心配をせずに済みました。同じ型の古いパジェロですが年末に車を乗換え、今度はディーゼル車になってスノータイヤも新品になり、移動が少し楽になりました。来月、飯山市で行われる冬季国体にもこの車で参加します。今年は京都府選手団の総務を勤めます。
 監督としては山梨県から中安正議君が、クロスカントリー競技の監督で参加する予定です。1年振りの再会を今から楽しみにしています。
 今年の雪は確かに多く、全国的に交通麻痺などを起こしていますが、私の方は比較的少なく助かっています。先年大雪で潰した経験から、特にシートハウスには神経を使います。今年は鉄のパイプを買って補強していますが、今の所大丈夫です。

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