平成16年6月
木戸花荘の石田さんと田中先生夫妻
  5月28/29と1泊2日の日程で長野・富山へ行ってきました。1月の時と同様にスキー連盟会長の田中先生ご夫妻とご一緒でした。来年度から京都府の国体予選・府スキー選手権の会場が長野から富山に変わる事になり、ご挨拶に行ったのですが例によって私がドライバー。まず長野県岩岳スキー場の関係者に15年間お世話になったお礼のご挨拶。次の日は富山県平村へ行きスキー場を下見した上で関係者にご挨拶。

  そしてなんと言ってもこの旅行の最大の目的は、28日の宿泊先の白馬乗鞍スキー場の「木戸花荘」でした。1月の国体予選にあわせて出掛けたのに、大雪で車中泊を余儀なくされたそのリベンジとの意味もあって、宿の若奥様の京子さんなどは、「こんなに早く、又会えるなんて」と田中先生ご夫妻との再会を喜んでおられました。ご主人の恭郎さんが田植機はかなり古いのですが野菜作り、若主人の茂さんが米作りを担当し、宿の周りの花は京子さんの仕事。心のこもった夕食も、茂さんが糸魚川の海で釣ってきたグレの煮付けに、近くの谷川で釣り上げたイワナの塩焼き。そしてちょっと思い出せないほど多くの種類の山菜が登場し、贅沢極まりない晩餐でした。田中先生ご夫妻は、スキー連盟のジュニアスキー教室で13年間、この「木戸花荘」で合宿をして選手を育てられ、30年来のお付き合い。私は今回が初めてでしたが、野菜と米の作り方を色々お話しし、非常に楽しいひとときでした。

 6月1日、マキノ町で酒米の山田錦を田植え。地主の吉原さんご夫婦と吉田酒造専務の肇君に、私は左千夫を助手に連れて行って都合5人で1町2反の田植え。9時過ぎから吉原さんと私が1区画3反歩の田を、それぞれ2枚ずつ植えて1時過ぎに終了。天気予報ではこの日しか無いという、梅雨の走りの雨の合間の晴れ間を狙って、無事完了しました。苗の出来が良ければ田植え自体は結構楽しい仕事なのです。まだ誕生して11日目です

 8日の昼前に、長女・佐紀子に長男が誕生しました。3,038gで母子共に元気・元気。早速新生児室のガラス越しに写真を撮って、嫁ぎ先にメールで送りました。13日に退院ししばらくは我が家のお座敷のベッドで寝起きしています。佐紀子は1月に生まれたのですが、4月には私の父がクモ膜下出血で倒れ、母は病院の付き添いに行き家内は産休が明けて勤めに出始め、私は昼は肥料の配達と米作りの準備に夜は母に代わって病院の付き添いで、大層苦労をした覚えが有りますので、感慨はひとしおです。佐紀子は30年・30年・・・・と笑っていますが。

 我が家の田植えは9日から始めました。6号台風で少しもたつきましたが、順調に生育しています。

     平井肥料店 / 平井農産  平井貞夫
Phone:0740-32-0126 e-mail:f.s.hirai@rapid.ocn.ne.jp
「かじや村から」URL http://www10.ocn.ne.jp/~fshirai/
inserted by FC2 system