2005年12月


 スキーの世界の新年度は10月に始まります。シーズン初めヨーロッパでは雪不足のために、スキーの競技会が中止になるというニュースが入って来ましたが、11月には急激に冷え込んでフランスでは凍死者まで出たとか。12月に入って北日本を中心に日本列島も冷え込み、全国で雪が降り続きました。

 13日、滋賀県のスキー大会の実行委員会に出席していると、「テレビで滋賀県北部に大雪警報が出てますが、大丈夫ですか?」と、京都のスキー連盟関係者からメールが来たりしました。この頃は私の町には全く雪が無くて、8日に撮ったこの写真の様に晩秋という風景でした。滋賀県はいつの間にか、気象的には太平洋側に属する様になったかな?などと笑っていましたが、月の半ばからは流石に降り出して、今では屋根の上に20〜30cm程の雪が有ります。

 子供の頃は滋賀県のチベットなどと悪口を言われていましたが、今年から高島市と名前だけは都会並みになりました。市内には4カ所のスキー場があります。しかし近年の雪不足とスキー人口の減少で、一番老舗のマキノスキー場が老朽化したリフトの営業を中止しました。設置以来全く大改修もされず40年以上働いて来て、おそらく全国で最も古いリフトじゃ無かったかと思うのですが。

 「月刊ぎふと」というギフトの総合雑誌があります。東京ファーマーズマーケット2005の折りに取材を受け、12月号にお米の特集をするから掲載したいとの事で、半信半疑で了承しました。その折りに、私はそんなに大きな農家では無いので、不特定多数の方のご注文を受けられるほどの米は生産していないからと、得意先農家の清水光男君を紹介しました。

 雑誌が発行され届けて下さった12月号を見ると、この特集に取り上げられたお米は10点ほど。その中でも我々のものが記事のトップに紹介されていて、しかも上の様な写真まで入っていました。右から2人目、陳列台の向こう側で横向きに写っている半袖姿がサンファームの岩井君。一番左、通路側で横向きにややうつむいてケータイを眺めている?のが私です。

 お米の注文が有れば、初めてのお客様には何か有った方が良いだろうと、私の撮りためた写真を入れて、清水農園の紹介パンフレットを作ったり、お米に貼り付けるシールも作って届けて有ります。清水君の長男祐介君は米国派遣、次女の里恵さんはスイス派遣の農業研修生。従ってお米のシールには今回作ったOB会のマークも入れました。順調に注文が有ると良いのですが。

 12月に入って、一緒に渡米した研修生仲間の竹内君の喪中ハガキが、息子さんから届きました。昨年11月に発病5月に亡くなった様で、佐紀子の所へ孫の顔を見に行くという理由を付けて、同じ愛知県なので少し足をのばし、お線香を上げに行って来ました。ご冥福を祈っています。




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