平成17年8月
  市内北部の早場米地帯では、7月中旬に出穂し始めた田を見かけました。ハナエチゼンという品種かと思われますが、これならお盆過ぎには稲刈りになります。猛暑との戦いになるかと気にしていましたが、お盆の墓参りが始まる頃から連日の雷雨。夕立であったり夜中の豪雨だったりで、雨量も半端では有りません。

  私の町のコシヒカリも色づいて来ましたが、24時間雨量が100mmを超える様な連日の大雨に、倒伏する稲が目立ち始めました。 我が家のコシヒカリは10日頃から出穂を始め、お盆を過ぎる頃になってようやく全部の田で出穂が完了。

  「なにわあきんど塾」の皆さんが手植えしてくれた田も、例年より少し背丈は高いものの順調に育っています。この田のコシヒカリだけは毎週、写真に撮ってホームページに載せていますが、稲の持つ生命力には見慣れている私でさえも圧倒されます。 





  上の写真は田植えから一週間後の6月19日に撮影。ほぼ同じ場所からとった左側の、8月21日の写真と見比べて頂ければ、わずか2ヶ月で此処まで生長するかと驚かれる事と思います。

  このままいけば来月の稲刈りまで後1ヶ月でしょうか。稲刈りには何人か来て手で刈り取りをするそうですが、中には自分の植えた稲は自分で刈り取って、是非食べてみたいと言う方もおられる様です。

 13/14日には例年通り、親戚の者達と大峰山に参拝しましたが、昨年の下山時に痛めた左膝の回復が思わしくなく、普段の仕事はこなしていますが自信が無くて、今年はお山へ登るのは諦めて洞川の龍泉寺にだけお参りをしてきました。来年までには何とか登れるようにしたいと思っています。

 7月末から10日あまり帰ってきていた裕大達は、佐紀子のスクーリングが終了して月初めに帰りました。お盆のお墓参りの15日から、運悪く美代はハンドボールの大会が始まるので、全部の試合が終わる頃に改めて来るような話をしていましたが、佐利が休暇の関係で14/15日に帰郷。その日程に合わせて佐紀子達が日帰りでお墓参りに帰って来ましたので、久しぶりに子供達全員が揃いました。

  昨年社会人になった佐利は、裕大とは生まれた時からすれ違いばかりで、今回が初めての対面。 地質学が専門の佐利を、昨年発見された安曇川河川敷のナウマン象の足跡を見に連れて行ったり、昨年から気になっている福井県境の峠にある褶曲した地層に案内したりで、毎年とは趣の変わったお盆でした。 

  もちろん裕大も一緒でしたが、田舎生活が楽しくて、夏休みに一人で帰って来るようになるのは、まだだいぶ先の事です。

 順調にいけば、9月20日過ぎにはコシヒカリの稲刈りが始められるかと思います。 梅雨明けの猛暑を予想して少し多めに穂肥を入れましたので、予定より葉色の濃いのがちょっと心配ですが、台風被害の無いことを祈っています。

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