五郎墓参 2004

  11月20日、例年通り松永君と五郎のお墓参りに、長野県坂井村へ行って来ました。

  8月の熊本・黒川温泉での同期会、10月の派米農業研修生西日本講習と、立て続けに何年ぶりかで再会した熊本の出田さんが、ホームページを見て毎年松永君とお墓参りをしている事を知り、是非参加したいと前日から電車を乗り継いで松本まで来て、百瀬君宅に宿泊。同じく松本の田中君の車で3人が参加してくれました。
 写真に写っている5人の内、前列右端が出田さんですが、残りの4人は滞米中の長期農場実習では、いずれも出田リーダーの管轄でした。
  (写真左から、松永昌樹・田中建治・百瀬勝弘・平井貞夫・出田正明)

 花は例年通り、上山田温泉の「二通園」さんで松永君が購入。ご主人とはもう顔なじみで、「初めの頃は3人ご一緒でしたね」と、向こうから話しかけられたほど。此処の駐車場に私の車を置かして貰い、松永君の車で出掛けます。
 出田さんは、お線香と熊本の焼酎を持参。五郎は大のお酒好きでした。
五郎にも焼酎を飲ませてやりました。

  お墓参りの後、五郎の実家でお仏壇に手を合わせ、長兄の稔さんご夫妻にお茶をよばれて歓談。3時過ぎに失礼し出田さんは田中君の車で松本まで出て、電車を乗り継いで熊本へ。飛行機の便が都合良く無くて、とんでもない長旅になってしまいました。ケータイに帰宅の電話が入ったのが深夜の1時47分でしたから。松永君もまだ北関東自動車道が完成しないため、那須町からかなりの長距離ドライブ。例年の事ですが高崎・前橋の辺りが酷く渋滞する様です。
   私は前夜遅くに出発し、例年通り中央道・駒ヶ岳サービスエリアで仮眠。夜明けと共に行動を開始し、少し時間に余裕が有ったので付近の千曲高原などを見てきました。帰りは中央道から名神に合流する辺りで渋滞しましたが、9時半過ぎ無事帰宅。天候に恵まれ何人ものOBと会えたのも、五郎の引き合わせかなと感謝しています。
駒ヶ岳の朝焼けです。
  駒ヶ岳サービスエリア 午前7時頃には人気は少なく、見かけるのは前夜からの仮眠組だけ。駒ヶ岳など南アルプスの連峰が後ろに見えて、特に早朝は非常に気持ちの良い所です。
  「小黒川パーキングエリア」 午前8時頃の風景
何というキノコか判りませんが。


見事な白樺とドウダンツツジでした。
  「駒ヶ岳サービスエリア」で休憩したり仮眠したりすると、「小黒川パーキングエリア」は直ぐ近くなので、今まで立ち寄った事は有りませんでした。いつも高速道路から、白樺林に囲まれたパーキングエリアを横目に走っていましたが、時間があるので思い切って止まって大正解でした。こんなに綺麗な所は他に知りません。小型車の駐車スペースなど、たっぷりと余裕が有ってちょっと信じられない位で、帰りにも立ち寄って休憩しました。
往路:朝8時頃 復路:午後6時頃

  長野道を北に走ると、麻績インターを越えてトンネルに入る手前の右手に、こんな景色が見えます。画面中央に白く見える三角形のガラス温室の直ぐ前に、五郎のお墓が有ります。
   千曲高原から千曲市を望む。
   落葉松林の足下は、落葉で黄金色のジュータンを敷いた様でした。

  高台から戸倉上山田温泉を望む。画面では左から3分の1位のところに、毎年松永君と待ち合わせ場所にしている、蕎麦屋の「豊年屋」さんがあります。初めて行った時は少し時間が早くて、まだ開店前。無理を言って店の中に入れて貰い、職人さんが蕎麦を打っておられるのを見せて貰いましたが、この時の蕎麦の香りが忘れられず、毎年新蕎麦を楽しみに来るのです。

注文はいつも天ざるの大盛り。

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