平成14年度 米国派遣農業研修生 第2次講習
       2003/3/7(金)〜13(木)
  和歌山の第2次講習が始まりました。昨秋、一緒に講習をした研修生の内、米国本土1年制・ハワイ州派遣の研修生達を3日、成田空港からアメリカへ送り出し、今回は6月中旬に渡米予定の、米国2年制派遣農業研修生、男ばかり23名が集合しています。

  4月から始まるOB農家での事前研修と、6月から2年間の渡航に向けて、冬の間に鈍った頭と体をシャキッとさせておきたいのですが、毎年の事ながらこれがなかなか。

  10日・11日は和歌山県国際農業交流協会のOB達に世話になって、農家実習をしています。

紀北青少年の家

 暖地の和歌山では花の咲くのも随分と早いですね。水仙も咲き始めていました。



外国人講師を迎えて語学講習
 8日の午後、12回生のOB・根岸資郎君が、イギリスから桃山町に来ているAETの先生2人を、語学の講師に連れて来てくれました。一人は Joanne Jefferson さん、もう一人は Emma Webster さん。米国に派遣する農業研修生には、アクセントなど発音面で少し違いが有りますが、生の英語に接して全く聞き取れないということを再認識した様です。

  こういう行事を組むと、普通はゆっくりと研修生達に分かるように話してやって欲しいと、お願いする所なのですが、生の英語の難しさを実感して欲しいので、普通に話して貰うよう頼んでおきます。

  欧州派遣の研修生が一緒だった頃、BBCCのウォーレンスタイン学長など面白がって、余計に早口で話してくれました。メイソン学部長はドイツ語で話をして、研修生を煙に巻いてくれたものです。 

    Joanneさん   Emmaさん


 レストランへ食事に行ったと言う想定で、楽しく会話が弾むハズなんですが。

「紀北青少年の家」の食事
 食堂の様子です。「紀北青少年の家」は、昭和54年の15回生の講習からお世話になっています。



 昼食もローテーション。カレー・チキンライス・どんぶり物等々。今日はちらし寿司でした。

 数年前から朝食がパンに変わりました。

 冷や奴にブリの照り焼き・コロッケ・みそ汁。昨年秋の講習では、背の青い魚にアレルギーを起こす大久保君を、夜中に和歌山医大・紀北分院に担ぎ込む羽目に成りました。

先輩研修生達の記念碑
  昭和54年に最初の講習を始めた頃の記念の塔は木製でした。さすがに探しても見あたりませんでしたが、石の記念碑はペンキが少しはげてはいるものの、健在です。ちなみにこの文字は、研修生に頼まれて私が書きました。この頃の研修生は自分達で計画してから、私の所へ作っても良いかと聞きに来たものでした。今頃の研修生は? やれと言っても造らないでしょう。


 昭和63年度派遣の研修生は、タイムカプセルをこの下に埋めました。1999年3月12日に開封の予定だったのですが、まだそのまま眠っているようです。

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