傘鉾の飾り付け


















2018・5・3(木・祭)

 4日の田中神社例大祭には毎年、三田・佐賀・上寺地区の「ま組」、馬場・下ノ城・仁和寺・沖田地区の「つ組」に、我が南市区の「り組」からそれぞれ傘鉾が奉納されます。南市区では傘鉾を奉納する傘宿は、結婚し所帯を持った順で夫婦健在な家が務める事になっているのですが、なかなかすんなりとは受けては貰えないのです。
 毎年何軒も回って断られているのを聞いていましたし、私が関係した何年かもかなり苦労した覚えが有ったので、最後は我が家で受けるからと責任者の町代に話しておきました。結局順番は跳びましたが、今年の傘宿は我が家になりました。
 私の母は田中郷へ嫁いで来ると、田中祭の傘鉾に結婚衣装を掛けるので、その積りで準備して来たと何度も話していました。しかし父が早く亡くなり、母も順番が回って来るのを見ずに他界しました。そのため私たち夫婦が傘鉾を出すに当たっては、母の思いの詰まった嫁入り衣装を掛けようと早くから決めていて、蔵の二階の長持から90年振り?に、打掛を出して来ました。糸だけでなく生地自体も弱っていて、何日も掛かって糸で刺して補強したのですが。























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