金剛組見学











2008/3/22(土)
  鐘楼建設の準備を進めるに当たって、寺社建築業界では勿論、企業として世界最古の1,400年の歴史を誇る金剛組の、木材加工場を見学させて頂きました。同行したのは住職夫妻と世話方5名。大阪府堺市美原の木材団地にある加工場では、同時に何カ所もの寺院建築のための木材加工が行われていて、規模の大きさに圧倒されました。鐘楼建設の参考にさせて頂く予定です。
















  機械加工の出来る部分は色々な加工機械を使い、手仕事でしか出来ない所は昔ながらの手作業で、丁寧に進められていました。仕掛かり品の部材の木口には、急激な乾燥を防ぐために木工ボンドが塗られていたり、仕上がった部材は搬出に備えて丁寧に梱包されていました。













 工場の2階に原寸場と呼ばれる大きなスペースが有りました。設計図面から実際の部材を切り出すための型板を作成する場所で、部材の微妙なカーブをベニア板の上に描き出す作業が、指しを使って行われていました。















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