白馬乗鞍・木戸花荘

2004/5/28・29
  1泊2日の予定で長野に出掛けました。1月、京都府スキー連盟の国体予選に合わせて予定した旅行(詳細はコシヒカリ便り1月)が、思わぬ大雪で北陸道も中央道も通行止めになり、30時間閉じこめられて車中泊を余儀なくされ、お目当ての「木戸花荘」には行けませんでした。時候の良くなった5月に再度計画されたもので、勿論私は前回と同様に、スキー連盟の田中会長夫妻に同行する運転手でした。
  京都府スキー連盟の競技部がジュニアからの選手育成を目指し、冬と春の学校の休みを利用してこの「木戸花荘」で合宿をしていた事が有ります。「木戸花荘」がここに新築されるより前で30年ほどになるとか。その合宿の責任者が田中会長夫妻で13年間続き、その中から何人もの国体選手が育っています。


 夕方到着するとご主人の恭郎さんと若主人の茂さんが、土建屋顔負けの石積み作業をしておられました。写真奥の方はアーチェリーの練習場です。

 すぐ側には湧き水がありクレソンが自生?し、奥の方にはワサビも生えていました。

 左手の林の中には、キノコ類の原木が伏せてありました。

家の周りの花の植え込みは京子さんの担当とか。



  恭郎さんに近くの温泉に連れて行ってもらい、6時頃から山菜と海や川の魚の豪華な晩餐が始まりました。



  塩焼きのイワナは茂さんが釣られたもの。山菜の天ぷらもなかなかの味でした。右の写真は「イラ」と呼ばれていましたが、この山菜もとても美味。私の好みから言えば下の左の写真・奥の山菜が一番でしたが、名前を失念してしまいました。

  左の写真・手前は田の土手に植えてあった「越後びる」。「ノビル」の一種でしょうか。生のままで出され味噌をつけて食べましたが、酒の肴にするといくらでも飲めるとか。右の写真は「グレ」。これも茂さんが糸魚川の海で釣って来られたもの。

  次々に料理が出されて、申し訳ないが山菜の名前は覚え切れませんでした。素材にはとても拘っておられ、豚肉も野原に放し飼いをしているもので、比べれば味の違いは歴然としているとの説明。みそ汁には「根曲がり竹」が入っていたりお漬け物などは当然自家製だったりで、すっかり堪能させて頂きました。

inserted by FC2 system