お餅つき

2007/12/30
  年末恒例のお餅つきは、残念ながら我が家は佐千夫がアルバイトで不在。カメラマンが居なくて私の餅つき風景も、写真が撮れませんでした。バイトの昼の休憩に帰ってきた佐千夫はお腹一杯白蒸しを食べて、「あー、これで又来年一年頑張れる!」と、上機嫌で仕事に戻って行きました。
  我が家では勿論ですが、滋賀羽二重糯を植えています。稲を作り収穫した糯米でお餅を搗く。我々はこれに過ぎる贅沢はないと信じているのですが。 最近は糯米を作る人もめっきり減って、お餅つきをする家も少なくなりました。まして我々の様に臼と杵で昔ながらに餅つきをする家は、珍しくなって仕舞いました。
  我が家の餅つきは例年通りですが、京都のお店で作って貰った蒸籠が、流石に60年近く使ってきたもので傷みが出ていて、今年アルミの蒸し器に買い換えました。実はお餅に少し色が移って茶色くなって仕舞うのです。
  餅切り器は、南市の健康フェスティバルの時に持っていって、のし台にネジ止めしたのが良かったので、その方式でやったのが大きな違いでした。昨年までは片手で押さえつけていたのですが、楽々と操作できて大助かりでした。








臼 の 修 理
  餅つきをする時になって毎年、来年こそはと考えていたのですが、年明けに臼の修理を始めました。今年は是非とも裕大に、お餅つきをさせてやりたいと思ったものの、いかんせん古くなった臼はあちこちに虫喰いの穴が目立って、この際だからと思い切ったのですが。
  孫が来てくれたら子供達が小さかった頃の写真の様に、賑やかなお餅つきが出来るかと期待しています。年末には4才半になる裕大にも餅つきが出来るよう、小さな杵を用意しなくてはならなくなるかも知れません。



  外側に木工用のパテをお詰め、ウレタンニスを塗ったらなかなか綺麗になったので、内側にも修理を始めたのですが、ちょっと気になって「柴一臼屋」さんと言う臼の専門店に相談すると、ニスの塗膜は杵で搗く時の衝撃で壊れて糯に混ざるかも知れないとか、パテは剥がれて飛び出す可能性が有るので止めた方がいいと言われました。一度は中まで修理したものの、再度グラインダーで磨いて削り取って仕舞いました。もう少し暖かくなってニス塗装が旨く載る気温になったら、最終仕上げをしようと考えています。 





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