猛暑の夏で流石の洞川もかつて覚えの無いほど蒸し暑く、泊まりをお願いした旅館の「清五郎」さんも、エアコンを入れないと過ごせないほどでした。最近は大峰山参拝の日程や旅館の手配を、甥の綱次君に任せているのですが、清五郎さんの玄関に入るとご主人が驚いて、「平井さん、今日やったですか?」
まあ上がって下さいと言われても、予約が通って無かったら大変なので確かめると、ファックスを出すときには萬木の名前で出したので、平井様御一行ではなく萬木様御一行になっていただけでした。
次の日は5時起床で6時出発。大峰大橋から登山を開始したのが6時14分で、8時20分には洞川の陀羅尼助店「松清」の出店に到着。残念ながら三男じいさんは、昨年限りで引退されていてお会い出来ませんでしたが、ここでオニギリの朝食を食べ、鐘掛岩を登り切ったのが9時半。西の覗きで4人が修業し、本堂には10時半少し前に到着しました。
しばらく待ってから護摩を焚いて頂きお参りをして、11時20分に本堂を出発。帰路は少し曇って来て日差しが和らげられ、それ程暑さに悩まされる事もなくて、非常に楽な下山でした。2時15分には大峰大橋まで帰って来ましたが、風を涼しく感じたのは何年ぶりでしょう。 |