2004-府選手権・国体予選・全日予選・府民総体

2004/1/23(金)〜25(日)
  暖冬の予想を裏切ってこの冬一番の寒波に見舞われ、選手も役員も岩岳のスキー場に集合するのが大変な大会になりました。移動が始まった22日朝、京都は快晴。しかし北陸自動車道は既に朝9時には、加賀〜片山津インター間が事故の為通行止め。この通行止めは雪の為に段々と拡大し、福井〜富山間が開通したのは夜中でした。

  インターで下ろされた車で昼過ぎにはもう8号線は大渋滞。諦めて引き返し、ようやく福井から高速に乗って、猛吹雪の中を北陸自動車道から名神高速に回ったら、こっちも中央自動車道・小牧〜飯田間が通行止めという運の悪い者も。

  国道19号・153号などの迂回路を夜中に走ったり、サービスエリアの車の中で仮眠して、朝になってから一般国道を走らざるを得なかったりのドタバタでした。中央道の通行止めが解除になったのは結局次の日の昼頃? 

  大きな怪我こそしなかったものの事故に巻き込まれた役員もいて、22日夜はJRまで北陸回りは運休し、23日午後1時の役員集合に間に合ったのは約半数。それでも何とか予定通り23日の夕方5時から、岩岳ホワイトプラザで開会式が行われました。    
(岩岳:ゲレンデの朝の写真は、クリックすると大きくなります)

 参加チームの受付


 ゼッケン(最近はスキー用語も英語が主流になり、ビブ : bibと呼びます。ヨダレ掛けと言う意味なのですが)の配布。

 京都光華高校の選手達と浦川理事長


 「粉雪の舞うここ岩岳スキー場において・・・・」と浦川理事長の開会宣言で、大会の開会式が始まりました。

 田中英一スキー連盟会長の挨拶

 松沢 ・ 岩岳観光協会会長から歓迎のご挨拶

 アルペン競技のTD(技術代表)でもある、岩岳スキー学校の吉沢勇校長

 選手宣誓はクロスカントリー成年女子Aの杉山美絵選手


 クロスカントリー競技の村上修士競技長

 アルペン競技の長澤郁夫競技委員長

 昭和63/64年頃、雪不足で府選手権・国体予選が2年連続して開催できなくなって、永年お世話になった鳥取県・大山スキー場から、岩岳スキー場に大会地を移しました。
 
 以来ずーと大会本部に御願いしているのが「加根二」旅館。若主人の中村堅君は同志社大学スキー部OB。現役の頃はクロスカントリー競技の名選手。国体ではリレーの第1走者を務め、京都府チーム連続入賞の原動力でした。今もスキー界とは関わりが深く、長野県のヘッドコーチを務める他、全日本スキー連盟の技術代表として、国体や全日本選手権など、各地で開催される大会に参加されています。






 夕食が終わると競技会に備えて役員ミーティング



 24日午後と25日午前にはクロスカントリーコースで、白馬少年スキー大会が行われ、長野県各地から小学生のクロカンスキーヤーが大勢集まりました。


成年女子A 杉山美絵選手


 成年女子A 久賀万梨子選手

 
 少年女子 長澤いずみ選手(京都光華高校)

 少年女子 大西香里選手(京都光華高校)

 成年男子A 静谷祐輝選手(龍谷大学)

 少年男子 久保卓也選手(大谷高校)



 成年男子A 後藤高宏選手(龍谷大学) 

 少年男子 宮本 怜選手(同志社高校)

 成年男子A 服部正秋選手(全同志社)

 成年男子A 大江健人選手(酪農学園大学)

 アルペン競技の会場はゲレンデの正面左のカモシカコース。スラローム・ジャイアントスラロームの両日とも、大会準備をしている頃は素晴らしい晴天だったのですが、競技が始まると雪が舞い始めました。




 旗門審判員の畑中昭八さん。旗門審判員は終日、雪の上で立ちっぱなしの仕事になります。


 ゼッケンを回収して頂いている石川理一さん。元アタゴスキークラブの会長さんです。

 スラローム競技 ジュニア女子

 スラローム競技 ジュニア男子

 スラローム競技 少年女子

 スラローム競技 少年男子

 クロスカントリー・フリー競技 ジュニア女子

 クロスカントリー・フリー競技 少年女子

 クロスカントリー・フリー競技 少年男子

 クロスカントリー・フリー競技 成年男子A

 石川さんも坂本さんも、大山の頃からの役員歴


 競技が終わると選手は直ぐに帰りますが、役員は大会に使ったポールやネットを全部回収し、元通り何もなかったゲレンデの状態に戻します。終日競技会の運営に関わって疲れていないわけは無いのですが、その仕事ぶには岩岳スキー学校からの役員さんから、「京都の役員さんの体力には感服致しました」と、お褒めを頂いた程でした。

 大活躍した弥栄町スキークラブのちびっ子選手達が競技会終了後、「お世話になりました」と大会役員の所へ来ました。他の役員はまだ後片付けの最中で、主審を務めた枝川副会長が代表して挨拶を受けられ、記念写真にも入って貰いました。



 全部の後始末を終え、大会長の田中英一スキー連盟会長から、「見事な運営振りだった」とねぎらいのご挨拶を頂きました。


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