箱館山クロカンフェスタ-2013

２０１３／１／１４（祝）


箱館山スキー場では常設のクロスカントリースキーコースを造り、全日本スキー連盟公認コースとなるよう申請中で、実現すれば西日本では大山（鳥取）・芸北（広島）に並ぶ、SAJの公認大会が開催できる近畿地方では唯一のコースとなります。
その箱館山スキー場で、第１回クロスカントリースキーフェスタが開催されました。来年度からSAJ ・B級公認大会への移行を目指しているため、今回は地元以外の競技技術代表を受け入れ、高橋光二氏（京都府スキー連盟所属）が来訪。大会前日にコースを試走されたほか大会運営も手伝って頂き、コースレイアウトも良く眺望に恵まれた素晴らしいコースだと折り紙を付けて頂きました。生憎の悪天候でしたが大勢のクロカンスキーヤーが参加され、いつもの県体や市民大会とは違って京都産大や龍谷大の選手が走ってくれ、非常にレベルの高い大会になりました。協賛して頂いた㈱クロスさんからは、入賞した選手達に素晴らしい賞品が提供され、おまけに多くの飛び賞があったほか、歩くスキーに参加された6名には全員賞品が手渡され、皆さん大喜びでした。
残念ながら駐車場では大雨でスキー場には湿った雪が降り続き、参加者の皆さんも苦労されたのですが大会役員も大変でした。風も強くカメラマン泣かせの悪天候で、折角素晴らしい大会なのにカメラが曇って、良い写真が撮れなかったのも残念でした。

野崎吉雄競技委員長による競技説明

高橋光二技術代表による激励

　クロスカントリースキーのコースと言えば、誰も居ない山のなかを走るのが定番なのですが、この箱館山のコースはゲレンデのリフト下方がスタート・ゴール地点になっていて、地図下方の小山に上がると左手に琵琶湖が見え、リフトの上方を通過して山の上に上がれば、スキー場や琵琶湖が一望出来る素晴らしいレイアウトなのです。ゲレンデのスキーヤーからも見て貰えるクロカンコースと言うのは、参加する選手にも良い励みになると思っています。


県体でも市民大会でも計時計算は自前の機器を使って、大会スタッフが全部行います。実はこれはほかの府県では珍しい事で、普通は大会会場のスキー場の専門スタッフが、スキー場やスキー学校の機器を使って行うのです。

　競技部門が終了し歩くスキー部門が始まると、集まって来られた方々は全部スケーティングだったので慌てました。競技に出られてもおかしくない方も居られ、我々も役員２名を派遣して安全に周回されているのを確認。5㎞コースを約５０分～１時間掛けて滑られ、ゲレンデの上から琵琶湖が見えたと喜んで頂きました。


表彰状は箱館山スキー場の古谷賢次支配人、㈱クロスさんから提供された賞品は古谷正之社長から手渡されました。


クロカン用のポール（ストック）やウエアなど、沢山の素晴らしい賞品を準備して頂いた㈱クロスの垂口社長から、激励のご挨拶を頂きました。