造林公社の間伐















 昨年の夏、その荒っぽい間伐振りを指摘して、修復作業をお願いしたハズの田中神社所有山林で、今度は道路をはさんだ反対側山林に、同じような木材搬出を見つけました。間伐をし切り出した材木は電柵の支柱に加工するとの事ですが、間伐とは名ばかりで、どう見ても大きな木から順に切り倒されています。山の斜面に残っているのは、手入れの行き届いていない細い木が多く、これでは将来に展望を持って造林公社が林業経営をしているとは、到底思えません。
 造林公社は電柵に使えるサイズの木を切ったと言うでしょうが、残された木を見ると電柵にもならない細いものばかり。太い大きな木を育てやがてはこの山の木を伐採し、その時の収益を公社と神社で按分するという当初の目的は、どうなっているのでしょう。


















 11月23日の新嘗祭役員会で造林公社の説明を受け、12月12日に現場を見に行って現地で説明して貰い、我々神社側の言い分も改めて申し入れました。




 巻いてある黄色のテープは立木の本数を数えるためのもの。その中で更に赤いテープが巻かれている木が、次回の間伐の対象になります。今後は造林公社が間伐すべき木と残す木を選別してテープを巻き、これまでの様な盗伐まがいの荒っぽい間伐を避ける予定です。



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